王貞治氏、ホームラン世界記録は「自分だけの力ではない。多くの方の支えがあった」

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福岡ソフトバンクホークス会長の王貞治氏(77)が10日放送のNHK総合「あの日 あのとき あの番組「王貞治さん 756号から40年」」(日曜・後1時50分)に出演し、1977年9月3日に756号のホームラン世界新記録を達成した時の思いを振り返った。

 

王氏は40年前を「手の感触もないし、第三者的にああいうことがあったんだな、と見ている自分が不思議でしょうがない」などと振り返り、達成した時の心境を「周りのみなさんにもずいぶん、大変な思いをさせちゃったなと。やれやれという思いが本音でしたね」と明かしていた。

ホームランの魅力を「瞬間、ゲームが止まるわけですよ。そこで動いているのは自分だけですから。良い気分なわけですよ。ファンの方が喜んでくれるあの感動がうれしくて。またもう1本、またもう1本打とうと思っていましたね」と話し、そのファンへの思いが「一番、数字を越えられた原動力だと思うんです」と明かしていた。

記録を達成できたことに「ホームランを打たないといけない宿命。それを自分で何とかしようという自分の中での闘いがありました。毎回毎回乗り越えようと思った結果が数字になった。振り返ればよくできたなという感じですね」とコメント。さらに「ある程度の素質はあったと思うんですが、自分の力だけではあの数字はできなかった。多くの方の支えがあった」と周囲の支え、そして応援してくれたファンへ感謝の思いを明かしていた。

今後、記録が抜かれる可能性を聞かれると「いつかは抜いてくれる人がいるでしょうけど、生きているうちに抜かれたくない。それは寂しくなっちゃいますからね」と明かし、「そういう目標でいられるのはうれしいですよ。勝負は厳しいですよ。勝ちか負けしかないわけですから。でも、そこに追い求める価値はある」と強調し「「私にできたことは、だれでもできると思う。そういうものを追い求める若い人が1日も早く出てきて欲しい」と期待していた。